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「厳重な警戒必要」熊本県内の全養鶏農場に消毒命令 佐賀などでの鳥インフル発生受け

2023年11月28日 12:34
「厳重な警戒必要」熊本県内の全養鶏農場に消毒命令 佐賀などでの鳥インフル発生受け
鳥インフルエンザ発生した佐賀県の養鶏場(佐賀県提供)
佐賀県などで高病原性鳥インフルエンザが発生したことを受け、熊本県の蒲島知事は28日、県内すべての養鶏農場に対して消毒命令を出しました。

■熊本県 蒲島郁夫知事
「本日、県内198か所の養鶏農場に対して、家畜伝染病予防法に基づく消毒命令を発出しました」

11月25日、佐賀県の養鶏場で今シーズンはじめての高病原性鳥インフルエンザが発生しました。また、27日は、茨城県の養鶏場でも国内2例目が確認されました。

蒲島知事は、熊本県でも厳重な警戒が必要として、県内198の養鶏農場に対し28日、家畜伝染病予防法に基づく消毒命令を出しました。消毒命令の期間は12月1日から来年2月29日までで、県は12月1日以降、順次養鶏農家に対し、消毒に使う消石灰を配布する予定です。

熊本県は、市町村や関係団体に対しても、万が一に備え万全の準備を進めるよう呼びかけています。