暴走行為警戒のパトカーを鉄パイプで叩いた疑い 2人乗りバイクの後部座席にいた17歳の男を逮捕

バイクの後部座席に座り、鉄パイプで暴走行為をパトロール中のパトカーを叩いたとして、17歳の男が逮捕されました。

去年12月の未明、熊本県警が撮影した2人乗りのバイク。熊本市東区の東バイパスと通称･産業道路の交差点を周回している様子を撮影したものです。このバイクの後部座席に座る建築作業員の17歳の男が、パトカーを鉄パイプで叩いた公務執行妨害の疑いで13日、逮捕されました。

■永島由菜アナウンサー
「男は当時、交差点で暴走行為をしていました。そして、赤信号で停止していたパトカーに正面から近づき、持っていた鉄パイプでフロントガラスを叩いたということです」

警察によりますと、男はパトカーを叩いた後いったん現場を離れましたが、すぐに戻り、200人から300人のギャラリーの前で暴走行為を2時間ほど続けたということです。当日は、SNSで暴走行為が予告されているのを見た警察が、約20人体制で警戒していました。

警察は、捜査に支障があるとして男の認否は明らかにしていません。