「仕事の中身を理解していなかった」昨年度の介護保険料226万円還付遅れ 事務処理を怠る
大津町は、昨年度の介護保険料187人分、あわせて226万円あまりの還付が遅れていることを明らかにしました。担当職員が怠っていたことが原因で、町は4月以降、対象者への還付を行い、6月中に完了するとしています。
大津町によりますと、昨年度の介護保険料は去年4月から5月に仮徴収し、6月に確定する納付額を上回っていた場合は9月頃までに還付する予定でした。しかし今年4月、昨年度の納付額を確認した担当職員の上司が、還付されていないことに気づきました。
担当職員は昨年度、初めて介護保険料の取り扱い業務を行い、1人で担当していたということで、「仕事の中身を理解しておらず、還付するのは後でもいいと思っていた」と話しているということです。
還付されていなかった保険料は187人分、あわせて226万400円で、7万円近くの還付がされなかった人もいるということです。町は対象者に連絡をとり、還付を行っていて、6月中に完了するとしています。大津町は「大変申し訳なく思っています。町への信頼を損なったことを反省しています」とコメントしています。