【紅麹サプリ】熊本で新たに4人に健康被害の疑い これまでの発表と合わせ計7人に
小林製薬の「紅麹」を使ったサプリメントをめぐり、熊本県は4日、新たに4人に健康被害の疑いがあると発表しました。
小林製薬の紅麹を使ったサプリメントをめぐっては、腎臓の病気を発症するなどの健康被害が相次いでいて、これまでに5人が亡くなっています(4日時点)。熊本県は、大阪市の依頼やサプリメントの摂取歴があると申告した県内在住の4人を新たに調査したことを公表しました。
県によりますと、4人のうち3人が医療機関を受診しましたが、いずれも通院や入院などには至っていないということです。県は年齢や性別、詳しい症状を明らかにしておらず、紅麴サプリとの因果関係は不明としています。
熊本県内で健康被害が疑われる人は合わせて7人となり、県は健康被害だと考えられる症状があれば、早めに医療機関を受診し、保健所に相談するよう呼びかけています。