「紅麹」使用商品の自主回収が熊本でも始まる
小林製薬の「紅麹」を含むサプリメントで健康被害が相次いでいる問題で県内の企業でも紅麹を使用している商品の自主回収が始まっています。
小林製薬の「紅麹」を使ったサプリメントをめぐっては、摂取した人で腎臓の病気を発症するなど健康被害が相次ぎ、これまでに2人が亡くなっています。
県内でも「紅麹」を使った商品の自主回収が始まっています。
業務用のパンを販売している合志市の「グラハムバンズ」では、3月23日以降「紅麹」を使用した2つの商品の自主回収を行っています。
甲佐町にある健康商品メーカーの「森川健康堂」は、「紅麹」を使用している子ども向けの栄養補助食品「KIDSプロポリス」の販売を25日から中止し、自主回収をしているということです。
対象は2020年6月から3月までに販売した100粒入りと150粒入りのあわせて約3300袋です。
2つの企業と熊本県によりますと、これまでに健康被害の報告はないということです。