新たに地下水保全の試み 水田の水を地下に浸透させる 村に民間企業も協力
水田の水を地下に浸透させて地下水の量を増やす取り組みの協定式が熊本県南阿蘇村で開かれました。
■22日南阿蘇村役場
協定は、企業版ふるさと納税で地下水保全に協力するハイコムウォーター、内村酸素、丸美屋の3社と南阿蘇村と東海大学農学部の間で結ばれました。
村では、農家が稲作期間中に排水口のせき板を通常より5cm高くすることで雨水を水田にためて、地下に浸透させる事業に取り組みます。
協力農家には10a当たり3000円が支払われ、東海大学農学部は事業効果について調査するということです。
村では今後、約100haを目標に協力農家を募集するということです。