「一日も早い帰国を」拉致被害者・松木薫さんの誕生日に出身地の熊本市で署名活動
北朝鮮に拉致された熊本市出身の松木薫さんの一日も早い帰国を呼びかける署名活動が13日、熊本市で行われました。
6月13日は、松木薫さんの71歳の誕生日でした。熊本市中央区の下通アーケードでは、拉致被害者を支援する県議会議員や市議会議員などが、マイクで呼びかけたりチラシを配ったりして拉致被害者の一日も早い帰国の実現を呼びかけました。
熊本市出身の松木薫さんは、1980年、26歳の時にスペイン留学中に北朝鮮に拉致され、44年が経ちます。姉の斉藤文代さんは一時体調を崩していましたが、弟の松木信宏さんとともに薫さんの帰国の実現を訴えてました。
■斉藤文代さん
「昔は、もうダメ、もう帰って来ないと言っていた。最近は、ちょっと帰ってくるような気もする。その時は、みんなで万歳してください。なんとか頑張ります」