「初めてのお酒は自分で作ったモノ!」高校生で醸造し20歳を過ぎてようやく焼酎試飲
南稜高校の醸造学習の一環として造った焼酎の蔵開きがあり、卒業生による試飲会が開かれました。
試飲会に集まったのはあさぎり町にある県立南稜高校食品科学科の卒業生20人です。
焼酎は、アルコールや発酵の原理を学ぶプログラムの一環で造られたもので、卒業生が3年生だった2021年の秋に製造し、卒業式の日に瓶詰をしました。
1月4日、二十歳を祝う式典などを終えた卒業生が久しぶりに高校に集まり、自分たちで造った焼酎を球磨地方に伝わるガラとチョクと呼ばれる酒器に注いで味を確かめていました。
■乾杯!
■卒業生「おいしいです 大人の味がします」
■卒業生「(アルコールを飲むのが)初めてだったので、緊張しながらもおいしくいただけたと思います」
■記者「初めて飲むのが自分たちで造った焼酎だったんだね」
■卒業生「めちゃくちゃ最高です」
焼酎には原料としては珍しい地元産の「にじのきらめき」というコメの品種を使っているということです。