×

男子中学生がマンションから転落「いじめ重大事態」認定で熊本市教委が第三者委設置

2025年3月27日 10:26
男子中学生がマンションから転落「いじめ重大事態」認定で熊本市教委が第三者委設置
第三者委・八ツ塚一郎委員長

去年、熊本市に住む男子中学生がマンションから転落し、熊本市教育委員会が「いじめ重大事態」に認定した事案について、市教委は27日、第三者委員会を設置しました。

熊本市教委によりますと去年9月8日未明、熊本市立の中学校に通う3年の男子生徒が、福岡市内のマンションの10階から転落しました。男子生徒は病院に搬送され約2か月入院しました。男子生徒が転落した翌日、保護者から市教委と学校に「いじめがあったと認識している」と相談があり、聞き取りの結果市教委が「いじめ重大事態」と認定しました。

27日、熊本市教委は詳しい調査を行うため、有識者による第三者委員会を設置しました。委員長には熊本大学大学院教育学研究科の八ツ塚一郎教授が選ばれました。

■八ツ塚一郎委員長
「大変辛い思いをされたご本人の思いを何より尊重することが重要。また家族、まわりの方々、その気持ちにも思いをはせながら調査を進めていく必要がある」

最終更新日:2025年3月27日 10:26
おすすめ