人吉市の焼酎メーカーがイベントの売り上げ金全額を熊本県に寄付
熊本豪雨で被災したJR肥薩線の復旧に役立ててもらおうと人吉市の焼酎メーカーがイベントの売り上げ金の全額、約174万円を26日、熊本県に寄付しました。
寄付をしたのは、人吉市の「繊月酒造」で堤正博会長から木村知事に目録が手渡されました。
繊月酒造は、毎年行っている「繊月まつり」の売り上げの全額を寄付していて、まつりは今年35回を数えます。
今年は被災したJR肥薩線の復旧に役立ててもらおうと県のふるさと納税を通じて寄付をするということです。
JR肥薩線は現在、八代から鹿児島県の吉松間で運休が続いていますが、JR九州と国、熊本県が八代から人吉までを鉄道で復旧させる基本合意をしています。
寄付金は鉄道復旧に向けた取り組みなどに活用されるということです。