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「家はなくなってしまい…」熊本豪雨から3年 人吉市災害公営住宅完成し入居予定者の内覧会

2023年12月3日 17:38
「家はなくなってしまい…」熊本豪雨から3年 人吉市災害公営住宅完成し入居予定者の内覧会
3年前の熊本豪雨で被災した住民のための災害公営住宅が人吉市に完成し、入居予定者向けの内覧会がありました。

公営住宅は、市街地から西に位置する市営相良団地で、12月2日と3日の内覧会には入居予定者が訪れました。

団地は5階建てが3棟連なった造りで、単身者用から家族向けの4種類8タイプの120の部屋があります。

訪れた人は入居予定と同じ間取りの部屋に入り、家具や家電を置くためメジャーを使ってサイズを測っていました。

入居予定者は現在、仮設住宅やみなし仮設で暮らしていて、来週は落成式が行われたあと、早ければ2024年1月1日から新居での生活を始められるということです。

■入居予定者「きれいですね、やっぱり新しかけん(夫婦)2人だったらちょうどいい これぐらいで」

■入居予定者「団地生活は大変で…今まで一戸建てにいたもんで。家はなくなってしまったから仕方ない」

災害公営住宅は、人吉市内のほか2か所に建設が予定されています。