「被害が長期化するおそれ」八代海の赤潮 被害額は約1530万円に
熊本県は25日、八代海で発生している赤潮の影響で6330匹の養殖魚が死んだと発表しました被害額は1533万円にのぼっています。
八代海では5月30日以降、「シャットネラ」などあわせて4種類のプランクトンによる赤潮警報が相次いで発令されています。
熊本県によりますと、赤潮の影響で25日までに、天草市で養殖しているシマアジとカンパチあわせて6330匹が死んだということです。被害額は1533万円にのぼっています。
5月30日に赤潮警報が出たのは過去10年間で2番目に早く、熊本県は「警報の発令が早く、複数種類のプランクトンが増減を繰り返しているため被害が長期化するおそれがある」として警戒を呼びかけています。
熊本県は、引き続き養殖業者に対してエサを止めるなどの対策を求めています。