【全国初】すべて英語で授業「国際クラス」設置へ 熊大付属小中学校
熊本大学は、教育学部付属の小中学校にすべて英語で授業を行う国際クラスを設置すると発表しました。
国立大学付属の小中学校ですべて英語で授業を行うのは全国で初めてです。
国際クラスの校舎が建設されるのは、熊本市中央区京町にある熊本大学教育学部付属の小中学校の敷地内です。現在「いこいの森」として児童生徒に使われているスペースのケヤキの巨木を伐採し、ボイラー室などを取り壊して専用の新しい校舎を建設する予定で、来年1月に建設を開始し2026年1月の竣工を目指します。
国立大学付属の小中学校ですべて英語で授業を行うのは全国で初めてです。
国際クラスの校舎が建設されるのは、熊本市中央区京町にある熊本大学教育学部付属の小中学校の敷地内です。現在「いこいの森」として児童生徒に使われているスペースのケヤキの巨木を伐採し、ボイラー室などを取り壊して専用の新しい校舎を建設する予定で、来年1月に建設を開始し2026年1月の竣工を目指します。
熊本大学の小川久雄学長は、TSMCの進出などで一気に国際化が進む熊本県の教育ニーズに応えたいとしました。
■熊本大学・小川久雄学長
「国立大学の付属学校としてのいわゆる国際クラスというのは全国初でございます。いろいろ規則とかそういうのがなかなか今交渉してもらっているんですけども、非常に難しいこともいろいろありますが、これはもう実施するのは決まっておりますので、その方向でやっていきたいとそういうふうに思っています」
熊本大学が新設する付属学校の国際クラスは外国人の子弟に限らず、英語での授業を希望する日本の子どもたちも受け入れる予定です。
熊本大学では担当教員を教育学部で独自に育成していくことも含めて現在国などとも協議を進めていて、生徒の募集時期や定員などを今後詰めていくことにしています。