「次の臨時国会で救済法案の審議入り目指す」立憲民主が水俣病患者・被害者と意見交換
水俣病の被害者救済法案を国会に提出した立憲民主党は5日、水俣市で患者・被害者団体と意見交換し、次の臨時国会での審議入りを目指したいをしました。
水俣市を訪れたのは、立憲民主党の環境問題の責任者を務めている近藤昭一議員などで、協議は非公開で行われました。立憲民主党は2012年に救済手続きの申請が締め切られた水俣病特措法の再開などを柱とした被害者救済法案を先の国会に提出しています。
懇談の後、会見した近藤議員は、「法案に期待する声が多かった。 特措法に関連する各種手当ての増額などの要望についても、来年度予算の審議の場でしっかり議論していく」と述べました。
法案の見通しについて、超党派でつくる水俣病俣病問題の議員連絡会の会長を務めている西村智奈美議員は、「次の臨時国会での審議入りを目指したい。人道・人権にかかわる問題でもあり、与党にも呼びかけて成立を目指したい」と話しました。