熊本地震から9年…益城町の土地区画整理 最後の仮換地案承認 27年度中完了へ
益城町復興土地区画整理事業
熊本地震で大きな被害を受けた益城町の土地区画整理事業で、県の審議会は最後に残った区画の仮換地案を承認し、3月中にもすべての仮換地が指定される見込みになりました。
県は18日、益城町役場で復興土地区画整理事業についての審議会を開き、全体の3.5%にあたる17区画の土地を割り当てる仮換地案を承認しました。これにより3月中にも対象の約28ヘクタールすべての仮換地が指定される見込みになりました。地震から2年半後の2018年10月に着手した益城町中心市街地の区画整理事業について、県は当初の予定通り2027年度中の完了を目指すとしています。
一方で事業計画や補償内容に不満があるとして一部の地権者の同意が得られていないため、県では引き続き丁寧な説明を行う考えです。
最終更新日:2025年3月18日 18:13