【理由は】災害時に支援物資を届ける 九州地区の備蓄拠点に選ばれた益城町の倉庫を公開
災害時に支援物資を速やかに被災地に届けるため、国が定める九州の物資の備蓄拠点に益城町が選ばれました。益城町に白羽の矢が立った理由とは?
新たに国の「備蓄物資拠点」として活用されるのは、益城町惣領にある熊本県消防学校の備蓄倉庫です。空港やインターチェンジなどが近く九州各県へのアクセスが良いことや、津波などのリスクが低い内陸部に立地していることから、国の要請を受けた熊本県が選定しました。
倉庫内には新年度、避難所で使用する段ボールベッド500個やパーティション1000個のほか、入浴支援に関する機材などが収められる予定です。
■熊本県危機管理防災課 有田知樹さん
「南海トラフ地震など大きな災害があった時、おそらく全国で大変な状況になる。熊本県民だけでなく、九州のみなさまの生命と安全を守るために、県としてしっかり取り組んでいこうと思う」
これは被災地の要請を待たずに「プッシュ型」で必要な物資を届ける国の取り組みの一環です。国は、九州以外では北海道や高知県など新たに全国7か所に、物資の備蓄先を分散する方針です。
「南海トラフ地震など大きな災害があった時、おそらく全国で大変な状況になる。熊本県民だけでなく、九州のみなさまの生命と安全を守るために、県としてしっかり取り組んでいこうと思う」
これは被災地の要請を待たずに「プッシュ型」で必要な物資を届ける国の取り組みの一環です。国は、九州以外では北海道や高知県など新たに全国7か所に、物資の備蓄先を分散する方針です。
最終更新日:2025年3月4日 19:04