トイレの床の尿を児童に素手でぞうきん使い拭き取らせる 女性教諭を戒告処分
集団宿泊教室の研修施設で、トイレの床にこぼれていた尿を児童に素手でぞうきんを使って拭き取らせた熊本市の小学校教諭が戒告処分を受けました。
戒告処分を受けたのは、熊本市の小学校に勤務する57歳の女性教諭です。熊本市教育委員会によりますと、教諭は去年の1学期に行われた集団宿泊教室で、トイレの便器の外にこぼれていた尿を、児童2人に素手でぞうきんを使って拭き取らせたということです。
熊本市の体罰等審議会は去年10月、この行為が「暴言等」に当たると認定していました。市教委の聞き取りに女性教諭は「行為が安易だった。楽しいはずの宿泊教室を嫌な思い出にしてしまい申し訳なく思う」と話しているということです。