【成人と同じ裁判】大学生殴ったとして逮捕 17歳少年が検察に逆送致され起訴 大学生は今も意識不明
今年2月、熊本市の路上で、男子大学生の顔を殴りけがをさせたとして当時17歳の少年が逮捕されました。少年は4月、熊本家庭裁判所から地検に逆送致され、起訴されました。
起訴されたのは、熊本市に住む無職の事件当時17歳の少年です。少年は今年2月、熊本市中央区安政町の路上で、男子大学生(22)の顔を殴るなどしてけがをさせたとして、傷害の疑いで警察に現行犯逮捕されました。調べに対し、少年は容疑を認めていました。警察によりますと男子大学生は、今も意識不明の重体だということです。
少年は3月15日、家庭裁判所に送致されていましたが、家庭裁判所は、「刑事処分が相当」として、4月9日付で熊本地検に逆送致したということです。熊本地検は18日付で起訴したということですが、少年事件であることなどを理由に詳細を明らかにしていません。
少年は事件当時17歳ですが、今後、成人と同じ裁判を受けることになります。