高森町の公民館で数十万円の使途不明金「母が借りていた」 会計担当の町議が私的引き出し認める
高森町の公民館の会計口座に数十万円の使途不明金があったことがわかりました。口座を管理する町議会議員が私的な引き出しを認めました。
数十万円が引き出されていたのは、高森町永野原にある大小仲野公民館の会計口座です。高森町議会事務局によりますと、この口座は2019年頃から武田栄喜町議が会計を担当し、地区の約10軒から公民館の電気代などを預かっていました。今年の夏に住民が会計報告を求めたところ、数十万円分の使途不明金が判明しました。
議会事務局に対して武田町議は25日、私的な引き出しを認めたということです。武田町議は「母が借りていて、『生活費に充てていた』と言っている」と説明し、不明金の一部、約30万円を返金したということです。