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【気象予報士解説】熊本県北部はこれから最接近で大荒れの天気のおそれ

2024年8月29日 20:35
【気象予報士解説】熊本県北部はこれから最接近で大荒れの天気のおそれ
熊本に接近した台風10号。注意点などについて北島茂気象予報士が解説します。

(北島茂気象予報士)
台風10号は29日午後6時現在、九州付近を北上中です。最接近は熊本市で29日午後9時頃、阿蘇市では30日午前1時頃と、熊本県の北部では、まさにこれから台風の中心が近づき、大荒れの天気となるおそれがあります。

また、県の南部では最接近時刻は過ぎているため、台風は離れは始めていますが油断しないでください。熊本県はまだ全域が風速25メートル以上の暴風域に入っているんです。この暴風域から抜ける30日朝までは、外出はなるべく控えるなど安全な場所で過ごすようにしてください。

そして、もし周りの状況を確認したい時はこちらをご覧ください。
災害の危険度や雨雲などを見たい時は、気象庁ホームページのキキクルや雨雲レーダーを。また、現在の川の状況を知りたい時は、国土交通省の川の防災情報で実際に見に行かなくても確認することができます。さらに、避難所などの情報は、熊本県の「防災情報くまもと」で調べることができます。

様々な情報を駆使して、身を守る行動をとるようにしてください。