「おいしい!」正月行事の鬼火焚きと薬草の七草粥
正月行事の鬼火焚きが、けさ天草市でありました。
天草市佐伊津町津の崎地区の鬼火焚きは「おにびやき」と呼ばれ、無病息災を祈る伝統行事です。
潜伏キリシタンの多かった天草では、キリスト教徒であることを隠すため1年中、正月飾りをしておく風習があることから、地区の住民は、去年1年間飾っていた正月飾りを夜明け前から持ち寄り、高さ8メートルほどの竹のやぐらで燃やしました。
その後、子どもたちは残り火で焼いたモチを味わっていました。
■子ども「おいしい」
きょうは七草の日。
玉名市のJR新玉名駅前では1年間の無病息災を願って七草がゆが振る舞われました。
胃腸の調子を整える効果があるといわれる薬草を食べて健康になってもらおうと「小岱山薬草の会」が毎年行っているもので、一般的な春の七草ではなくアザミやタンポポなど地域に自生する薬草が使われています。
■食した人「(薬草の)くせや苦みが全然なくておいしいですよ」「温まります」
1月7日は駅の利用者や地域住民に約200食が提供されました。