JR肥薩線八代・人吉間の「鉄道」復旧最終合意に向け具体的なスケジュール示される
熊本豪雨で被災したJR肥薩線の八代・人吉間についてことし4月に鉄道での復旧に向けて基本合意がなされましたが熊本県は、18日、最終合意に向け具体的なスケジュールを示しました。
18日の検討会議には、熊本県や国交省、JR九州などの担当者が出席しました。
熊本豪雨で被災し運休が続くJR肥薩線は、八代と人吉までの52キロを鉄道で復旧させると、2024年4月、JR九州と国、県が基本合意をしていました。
18日は、2025年3月末までの最終合意に向けた具体的なスケジュールを確認し、県は2025年1月末までに観光と日常利用の両面での具体的な事業計画を提示するとしました。
また、県や沿線自治体、JR九州などで構成するワーキンググループを設置し、持続的に肥薩線を存続させていくための施策の検討を進めていることなどが報告されました。