「運転操作を誤った」90代男性の車が郵便局ドアに衝突 さらに道路向かい側の店舗に
28日午後、菊池郡菊陽町で、90代の男性が運転する車が2つの店舗のドアや壁に相次いで衝突する事故がありました。
警察によりますと28日午後1時半頃、菊陽町光の森の熊本北郵便局の駐車場で、バックしていた合志市に住む90代の男性が運転する普通自動車が、出入り口のガラスドアに衝突しました。
■内藤有希子記者
「車は郵便局にバックで衝突し、その後前進して車止めをなぎ倒しながら、道路を横断。あちらの店舗の壁に衝突し、そのまま停止しました」
事故を起こした後前進した車は、道路の向かい側の消火栓などにぶつかりながら、別の店舗の壁に衝突して止まりました。
この事故で、車の後部座席に乗っていた男性の妻(90代)が胸の骨を折る重傷を負いました。男性も胸を打つ軽いけがをしました。現場は交通量の多い道路ですが、巻き込まれた人はいませんでした。
警察によりますと、男性は郵便局にバックで駐車しようとしていたとみられ、「運転操作を誤った」と話しているということです。警察が事故の詳しい原因を調べています。