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【ロアッソ】おととしの天皇杯王者とホームで対戦 3度追いつき勝ち点1

2024年4月16日 20:59
【ロアッソ】おととしの天皇杯王者とホームで対戦 3度追いつき勝ち点1
ロアッソ熊本
明治安田J2リーグ、ロアッソ熊本は14日に甲府と対戦。前半は甲府にリードを許しましたがなんとか追いつき、ホームで勝ち点1をもぎ取りました。

14日の相手は、サッカー3大タイトルのひとつ「天皇杯」でおととし頂点に立ったヴァンフォーレ甲府。

ロアッソは前節からスタメンを2人入れ替えました。
中でもサポーターの注目は?

■サポーター
「竹本選手。ミドルシュートとか強烈なゴールを決めて欲しい」
「ずっと待っていました。雄飛選手に入れて欲しい1点は見たいです」
「きょう勝ってJ1行くぞ!」

けがから復帰した今シーズン初出場・竹本のゴールが期待されます。

その竹本は1点を追う前半11分。大本からの折り返しに反応。右足を振り抜き同点に追いつきます。

■ロアッソ熊本・竹本雄飛選手
「大本くんを何回も裏に走らせようと思ってあのゴールシーンはそれがうまく大本くんの裏取れてサポートしてシュートまでのイメージはあった。うまく枠内に持って行けた」

しかし1分後、再び甲府に勝ち越しを許します。
ロアッソは42分、右サイドを駆け上がった大本のクロスに最後は岩下!頭で合わせ、同点に追いつきます。

ところが前半アディショナルタイム。ロアッソはフリーキックのこぼれ球を押し込まれ失点。1点を追いかける展開で後半へ。
厳しい試合展開の中、14日のロアッソは最後まで粘りを見せました。
後半34分。ゴール前での波状攻撃のこぼれ球に道脇!
高校生Jリーガー・道脇の豪快なシュートがネットに刺さります。

■道脇豊選手
「自分は出場するとき必ず得点を取ろうという気持ちで試合に入るのでずっとシュートを意識していた」

気持ちをこめた道脇のリーグ戦初ゴール。
三度追いついたロアッソはホームで貴重な勝ち点1をもぎ取りました。

■道脇豊選手
「慶人ともいいライバル関係で刺激しあっていまこうやってプレーできている。慶人の方がいま得点を取っているので絶対にあいつよりは点を取っていきたい」

■竹本雄飛選手
「(試合前に歌う)HIKARIの後にすぐ僕の応援歌を歌ってくれたのがすごく嬉しかった。期待されていると思った中で1点取れたのですごく良かった」

■大木武監督
「大西遼太郎が試合始まる前に8年前のきょうは熊本で辛い思いをした人がたくさんいる。きょうは良い思いをして帰ってもらいたいと話した。こういうゲームになってしまってすごく残念な気持ち。勝ちに行かなければならない次のゲームしっかり準備したい」