【バドミントン】再春館製薬所は準優勝で2連覇ならず S/Jリーグ
S/Jリーグは12チームが2つのブロックで総当たり戦を行い、それぞれ上位2チームがトーナメントに進みます。24日のTOP4トーナメント、決勝。2連覇を目指す再春館製薬所は、2大会ぶりの優勝を狙うBIPROGYと対戦しました。
最初の試合の第1ダブルス。世界ランキング6位の志田千陽・松山奈未のシダマツペアの相手は、3日に八代市で行われたブロック最終予選で対戦し、勝利した東京オリンピック銅メダリストの東野有紗選手のペアです。
お互い1ゲームずつを取り合い、勝負は最終第3ゲームへ。一進一退の攻防が続く中、相手の絶妙なコースを狙うショットに2人の足が止まります。シダマツペアは1-2で敗戦。
エースダブルスが敗れ、後がなくなった再春館製薬所。次の試合のシングルスに登場したのは、日本のエース山口茜です。食らいつく若手相手に第2ゲームこそ苦戦しますが、危なげなくストレート勝ち。
勝負の行方は最後の試合、第2ダブルスに託されます。再春館製薬所は社会人3年目同士で組んだ金廣美希・加藤佑奈の即席ペア。相手は同世代トップの実力を誇るペアです。必死に食らいつく金廣・加藤ペアは見事、第1ゲームを先取します。
しかし第2ゲームを奪われ、最終第3ゲームも、あと1点が遠くゲームセット。チーム初の2連覇とはなりませんでした。