オンライン予約の本をロッカーで受け取り 立山図書館
立山町立の立山図書館は、オンラインで予約した本を開館時間外でも受け取れるロッカーを入り口に設置しました。マイナンバーをかざすと鍵が開く仕組みで、このサービスの導入は全国で初めてだということです。
富山地方鉄道五百石駅と一体になっている立山町元気交流ステーション内の立山町立・立山図書館。
佐伯キャスター
「こちらが立山図書館に導入された貸し出しロッカーです。マイナンバーカードを使って予約した本を受け取ることができます」
カード読み取りオンラインで本の貸し出し予約をすると、その後、ロッカーに本が入れられメールでの連絡が本人に届きます。
受け取りには、図書館利用カードか事前にひもづけしたマイナンバーカードが必要で、読み取り機にカードをかざすと鍵が開くようになっています。
津田利恵子館長
「ホームページから予約した本を閉館時でも受け取ることができます。早朝5時半から深夜11時半まで利用することができますので、たくさんの人に利用していただきたい」
マイナンバーカードに対応した貸し出し専用ロッカーの導入は全国で初めてだということです。
利用者
「マイナンバーカード1枚でなんでもできるようになれば楽、便利かと思います」「ぜひ利用してみたいです」
富山県によりますと、立山町でのマイナンバーカードの所持率は先月末時点で80.3パーセント。
町は、マイナンバーの活用方法を申請書の記入の簡略化や選挙の投票受け付けなどにも広げていて、今後も「行政サービスの充実を図りたい」としています。