災害時は避難所としての活用も視野に 黒部市のコンテナホテル 報道公開
黒部市に誘致されたコンテナ型の宿泊施設が4月オープンします。
災害時には移動型の避難所などとして活用できるもので、9日報道各社に公開されました。
黒部市の道の駅「KOKO黒部」の横にずらりと並んだコンテナの数々。
実はこのコンテナ、ビジネスホテルなんです。
それぞれが独立した客室で、中には、洗濯をしたり飲み物を購入したりできるコンテナもあります。
運営会社によると開業は全国で80店舗目、北陸では初めてです。
岡田亮平記者
「中に入ってみます。ユニットバスがあり、ダブルベッド、そしてデスクもあります。コンパクトですがゆったりと過ごせそうです」
部屋はダブルベッドとツインベッドの2タイプ用意されていて、空気清浄機や電子レンジなどが設置されています。
そして、このコンテナの下には車輪が…
コンテナはけん引して移動することができ、災害時には避難所などとして利用することができます。
黒部市は、9日、ホテルの運営会社と災害時の優先提供などについて協定を結びました。
運営会社 岡村健史社長CE
「ニーズや要望にあわせて、災害の際にもご協力させていただきたいなと考えております」
コンテナホテルのオープンは、4月17日です。