【無断・架空党員登録問題】自民・田畑議員の支部長選任めぐり 富山県連は今後も同意しない方針
無断や架空の党員登録が問題となっている田畑裕明衆議院議員について、自民党県連はあす対応を決める予定です。関係者によると、富山1区の選挙区支部長について、今後も田畑議員の選任に同意しない方針を示す見通しです。
田畑議員は本人に無断で登録したり、架空の名前で登録したりした党員が262人にのぼると明らかにした一方で、客観的証拠を示さずに関与を否定しています。
8日の自民党県連と富山市連による聴取では複数の役員から離党を求める声が上がりました。
しかし、国会議員に対し処分を下すことができるのは県連ではなく、党本部です。
関係者によりますと、党本部として処分を検討する事案に当たらないとする見方が強くなっています。
自民党本部の森山幹事長はきのうの会見で。
「一昨日、富山県連から報告を受けた。県連においてはさらに調整・検討を重ねた上で改めて報告するとのことなので、まずはそれを見守りたいと思います」
一方、自民党本部は、次の衆議院選挙の公認候補となる選挙区支部長について、田畑議員の富山1区支部長への選任を見送っています。
関係者によりますと、富山市連は「田畑議員が支部長に就く合意が形成されない限り保留を続ける方針」を固めました。
県連としても、同じ方針をあす打ち出すとみられ、その場合、田畑議員は事実上の非公認となります。
また、田畑議員は今月8日に県連の常任顧問を辞任すると申し出ていますが、自民党富山市連も田畑議員を常任顧問から外す方向で調整していることが新たにわかりました。
常任顧問を外れると、県連・市連の方針決定に関われなくなります。
ただ、情勢は現時点では流動的な部分もあります。
自民党県連は、あす午後、田畑議員への対応についての方針を会見で発表する予定です。
田畑議員は本人に無断で登録したり、架空の名前で登録したりした党員が262人にのぼると明らかにした一方で、客観的証拠を示さずに関与を否定しています。
8日の自民党県連と富山市連による聴取では複数の役員から離党を求める声が上がりました。
しかし、国会議員に対し処分を下すことができるのは県連ではなく、党本部です。
関係者によりますと、党本部として処分を検討する事案に当たらないとする見方が強くなっています。
自民党本部の森山幹事長はきのうの会見で。
「一昨日、富山県連から報告を受けた。県連においてはさらに調整・検討を重ねた上で改めて報告するとのことなので、まずはそれを見守りたいと思います」
一方、自民党本部は、次の衆議院選挙の公認候補となる選挙区支部長について、田畑議員の富山1区支部長への選任を見送っています。
関係者によりますと、富山市連は「田畑議員が支部長に就く合意が形成されない限り保留を続ける方針」を固めました。
県連としても、同じ方針をあす打ち出すとみられ、その場合、田畑議員は事実上の非公認となります。
また、田畑議員は今月8日に県連の常任顧問を辞任すると申し出ていますが、自民党富山市連も田畑議員を常任顧問から外す方向で調整していることが新たにわかりました。
常任顧問を外れると、県連・市連の方針決定に関われなくなります。
ただ、情勢は現時点では流動的な部分もあります。
自民党県連は、あす午後、田畑議員への対応についての方針を会見で発表する予定です。
最終更新日:2024年12月11日 19:29