田畑議員【無断・架空党員登録問題】 自民県連が企業側に謝罪
自民党・富山1区の田畑裕明衆議院議員をめぐる無断や架空での党員登録問題で党関係者が対応に追われています。
田畑議員の処遇を決めるあさっての会議を前に、自民党県連の宮本光明幹事長は、従業員らの無断登録などが発覚した企業の関係者に対し、県連を代表して謝罪したことを明らかにしました。
◆自民党県連 宮本光明 幹事長
「県連としては12日の常任総務会で、一定程度の結論を出したいという思いを持っている中、ご迷惑をかけてきた関係者の方に県連としてもおわびを申し上げたいという思いで、お電話をさせていただきました」
自民党県連の宮本幹事長は、田畑議員が206人の無断または架空党員登録があったと説明した企業の関係者に、きのう電話で謝罪したと説明しました。
企業の関係者は「田畑議員と事務所の問題なので、県連が謝罪することではない」と話したということです。
◆宮本幹事長
「田畑事務所で管理されていたということで、問い合わせもしていたが改善されていなかったということに対して、今も不信なり、怒りの気持ちはお持ちなんだろうというふうに感じました」
県連はあさっての常任総務会で最終的な対応を決める方針ですが、対応について企業の関係者から要望や言及はなかったということです。
また、無断または架空党員登録があった別の企業や個人に対しても謝罪する考えを示しました。
◆宮本幹事長
「(処遇を決める)12日に向けて、ご迷惑をかけた方 私どもが特定できる方については、少しでも丁寧におわびは申し上げておかなくちゃいけない。県連として、しっかりと処遇、対応を決めていきたいと思っている」