田畑議員めぐる架空党員登録問題 自民党富山市連幹部の説明は
自民党の田畑裕明衆議院議員をめぐる架空党員登録について、田畑議員は支援者に対し、党費は「亡くなったおじが払ったことにする」と説明していました。自民党富山市連の幹部も田畑議員と同じ説明をしていたことが新たに分かりました。
田畑議員の支援者「市連に、これは誰が払っているんですかという話で問い合わせたことがあって、その時に最初は対応してくれなかったんですけど、多分向こうもあわてて、その後自宅のほうに何回も高田さんが電話してきたらしいですね」
田畑議員を支援する企業の従業員が、実在しない党員の党費は誰が払っているのか問い合わせたところ、自民党富山市連の高田幹事長から回答があったということです。
支援者「(田畑議員の)亡くなったおじさんっていう、そういった言葉が出てきたらしいです。幹事長 高田重信さんが何回も電話してきたって」
これについて、きょう高田幹事長に取材すると。
自民党富山市連 高田重信幹事長「(富山市連)支部長が田畑事務所で聞いてきた話を聞いて。市連としては早く謝りの電話をしたく、支部長から、私が幹事長ですと言ってちゃんと報告しておいてくれということを伝えたかったので、その時点で話した」
田畑議員と口裏合わせをしたのか尋ねると。
高田幹事長「全然。その時の私は全然知らなかったし。私その時は確認してないから、そのおじさんだとかそれはもう全然知らないし。支部長は一応、そこの会社で預かった人が亡くなって、次の方に譲ったという言い方だから」
田畑議員からの説明を鵜呑みにしたということでしょうか。
高田幹事長「あの時、正直にというか、そういう話をしとったということであれば、対応が市連としても多分違っていたと思うよね。支部長もそう思っていると思う。正直見抜けなかったということ。正直こんな、裏に潜んでるとは思いもよらず」