2023年の富山県内児童虐待 通告児童数が統計開始以降最多
2023年、県内で発生した児童虐待は通告児童数が500人を超え、統計開始以降最も多くなりました。
県警のまとめによりますと、虐待を受けた疑いがあるとして2023年1年間に児童相談所に通告した「18歳未満の子ども」の数は506人で、記録の残る2004年以降で最も多くなりました。
内訳は、子どもの前での配偶者間の暴力など心理的虐待が343人と最も多く、次いで身体的虐待が108人などとなりました。
また、検挙件数は43件と前の年の19件から倍増しました。
県警は、児童相談所や自治体の関係機関と情報共有を図るなど対策を進める方針です。