富山県 2022年の出火件数 統計開始以来最少
富山県内で2022年1年間に起きた火災の件数は、統計を取り始めてから最も少なくなりました。
県消防課のまとめによりますと、2022年 県内で起きた出火件数は154件で、2021年に比べて14件少なく、統計が残る1946年以降で最も少なくなりました。
人口1万人あたりの火事の件数を示す「出火率」は1.48と、全国で最も小さくなりました。これは1991年から32年連続です。
また、去年起きた火事で亡くなった人は16人で、前の年に比べて6人増えています。火事の主な原因は「ストーブ」が14件と最も多く、「たばこ」が11件で続いています。
一方、2023年1月から10月末までの出火件数は去年の同じ時期と比べて19件増えていて、県消防課は火災予防の徹底を呼びかけています。