「寿司といえば、富山」の認知度9割目指し 県のブランド化戦略は
「すし」を旗印に富山のブランド化を目指そうと県は2024年度、県内を巡りながら日本酒や伝統工芸品などに親しむ一般向けのモデルルートを作ります。
県は将来的に、「寿司といえば、富山」の認知度を90パーセントにする考えです。
この取り組みは、県が「寿司」をキーワードに富山県の認知度を高め関係人口の拡大などを目指すものです。
新田知事は、会議で2つの目標を述べました。
新田知事
「目標に掲げていますのは2つ。寿司といえば、富山の県外認知度を90パーセントにする、もう一つは富山の寿司を友人などに積極的に勧める県民の割合を90パーセントにする」
いずれも2032年度の達成を目標としています。
県は2024年度のブランディング戦略について、情報発信や人材育成などを柱に事業を進める考えで、6月には、SNSなどを通じて影響力がある「インフルエンサー」を招待するイベントを開催します。
また、県内を巡りながら地元の日本酒や伝統工芸品の魅力を感じられるモデルルートの策定を計画するほか、毎月第3日曜日にはすしを通して食文化などに触れるPR事業を行います。
出席者からは「常に『外の人』の目線で仕掛けることが大事」などの意見が出ました。