富山市民病院で50代男性患者を脳死判定 肺と肝臓を提供

先月、富山市民病院で50代の男性患者が脳死と判定され、肺と肝臓が2人に移植されたことがわかりました。富山県内での脳死判定に伴う臓器提供は、公表されているもので4例目です。
日本臓器移植ネットワークによりますと、臓器を提供したのは富山市民病院に入院していた50代の男性です。
男性は先月28日、脳出血が原因で臓器移植法に基づく脳死と判定されました。男性は臓器提供の意思を示していました。
臓器の摘出は今月2日に行われ、肺が東京大学医学部付属病院で60代の男性に、また肝臓が九州大学病院で40代の男性に、それぞれ移植されました。
富山市民病院では今年1月にも、脳死の判定を受けた70代の男性から臓器の提供が行われました。
また県内での脳死判定に伴う臓器提供は、日本臓器移植ネットワークが公表しているものでは今回が4例目です。
最終更新日:2025年3月15日 11:42