富山市の神通大橋架け替えへ 完成予定は2038年度 工事中は対面通行を検討
富山市は14日、神通川にかかる神通大橋の上流側の橋を架け替える計画を示しました。
事は早ければ2027年度に始まる予定で、市は工事期間中、下流側の橋を対面通行にすることを検討しています。
富山市の神通大橋は一級河川の神通川にかかる橋で2つの橋が並んでいます。
上流側の橋は作られてから67年が経過し、老朽化による腐食やひびわれなどの損傷が目立っています。
また、1日に1万台を超える交通量があり、劣化の進行が懸念されるということです。
市は来年度から架け替え工事に必要な調査を行い、早ければ2027年度に工事を始める予定です。
工事期間中は現在、片側2車線の下流側の橋を対面通行にすることを検討しています。
市は、交通渋滞など工事による周辺への影響は避けられないとしています。
国の補助金55億円を含むおよそ100億円で整備する計画で、完成は早ければ2038年度の予定です。