冬の絶景 立山・宇奈月温泉・庄川峡 映像スケッチ
きのうとおととい、県内は晴れて雪の立山連峰がとてもきれいでした。おととい撮影した、富山市からみた立山、宇奈月温泉、そして冬の庄川峡の映像。県内の冬景色のスケッチです。
おととい、富山市婦中町下吉川の田んぼでは、雪の立山連峰を背景に穏やかな日差しのもと、ハクチョウたちが羽を休めたり、飛び立ったりしていました。
青空と、雪を頂く立山連峰が白く輝く姿が鮮やかなコントラストを見せていました。
こちらはおととい、ドローンで撮影した黒部市の宇奈月温泉です。
黒部川にかかる新山彦橋をトロッコ電車が、ゆっくり、ゆっくりと走っています。
黒部峡谷鉄道の「冬の黒部峡谷プレミアムツアー」は、冬場の魅力にと3年前から期間限定で行われています。
宇奈月駅から新山彦橋までのおよそ530メートルの区間での運転ですが、冬場にしか見ることができない黒部峡谷の冬景色を車窓から楽しめます。
そして冬の宇奈月温泉、夜には花火が打ち上がります。
色とりどり花火が漆黒の空を彩る花火は、3月末までの毎週土曜日に打ち上げられます。
いっぽう、こちらは庄川峡です。
撮影は今月12日。
雪が積もった山肌を縫うように遊覧船が上流へと向かいます。
船を運行する庄川遊覧船によりますと、今シーズンは山肌にちょうどよい具合に雪が積もっているということで、冬の空と水墨画のような風情を感じる山肌、そして深いみどりの湖面が織りなす、この時期ならではの美しい景色をつくりだしています。
去年12月の遊覧船の利用客は、過去最高だったおととし12月を上回る4497人。
冬の庄川峡は外国人観光客が多く、その95パーセントは雪景色を求めて訪れる台湾からの観光客だということです。
そして見えてくるのは船でしか行くことのできない秘境の一軒宿、大牧温泉です。
庄川峡は、これから冬の観光が本番を迎え、中国で春節となる今月末は、すでに予約でいっぱいだということです。