富山市で37.6度など猛暑に　魚津市の路上で倒れていた高齢男性　熱中症疑いで重症

19日の富山県内は、最高気温が富山市で37.6度で全国で4番目の暑さとなりました。猛暑の中、魚津市では75歳の男性が路上で倒れているのが見つかりました。熱中症とみられ、重症です。

県内は雲が目立つものの、時折、日差しが照り付けたうえ、フェーン現象で暑い空気が流れ込み、気温が上昇しました。

最高気温は富山市が37.6度で全国で4番目に高くなりました。また富山空港で37.3度、砺波市で36.1度で今年最も暑くなりました。県内10の観測地点のうち6か所で35度以上の猛暑日になりました。

KNBのまとめでは、県内で午後5時までに熱中症とみられる症状で16人が病院へ運ばれました。このうち魚津市の75歳の男性は、路上で倒れているのが見つかりました。病院へ運ばれる際に意識はなく重症だということです。また富山市では4人が中等症です。

この先も厳しい暑さが続く予想です。水分をこまめにとり冷房を使うなど熱中症対策を十分に行ってください。

また大気の状態が不安定で、局地的に雨が降っているところがあります。20日明け方にかけて落雷や激しい突風、急な強い雨に注意してください。