富山県内の小中学校で3学期スタート 児童が地震の対応を確認
富山県内の多くの小中学校で9日、3学期が始まりました。元日の地震を踏まえて、子どもたちは地震から身を守ることや避難の方法などを改めて確認しました。
「おはようございまーす!大丈夫でしたか」
射水市の放生津小学校では、116人の児童全員の無事が確認されています。地震により備品が散乱するなどの被害があり、今月3日までは避難所になっていましたが、教職員が元の状態に戻したということです。
始業式では、高岡陽子校長が、地震への備えを確認してほしいと呼びかけました。
6年生
「感じたことのない強い地震で少し不安だった」
「(地震が)いつ来てもおかしくないので、逃げる準備して過ごしたい」
子どもたちは学校で地震に遭った時の対応を確かめた上で、教師が付き添って集団下校し、通学路の安全を確認しました。
一方、氷見市では市内の小中学校など全14校で児童生徒の安全を確保できる事を確認し、10日に始業式を行います。