「コンプライアンス意識徹底を」官製談合事件受け 立山町で職員研修
立山町発注のキャンプ場・設計業務をめぐる官製談合事件を受けて、町は27日、職員を対象に「公務員の法令遵守」などについての研修会を開きました。
この研修会は、27日と28日、立山町のすべての正規職員235人を対象に4回に分けて行われます。
立山町では2023年4月、町が発注したオートキャンプ場の設計業務などの入札をめぐり、町の職員が仕様書の案文など入札情報を漏らしたとして、官製談合防止法違反などの罪で起訴されています。
27日の研修会では、講師が公務員倫理や法令遵守などについて説明し、職員に改めて理解を求めました。
立山町総務課 清水正課長
「こういったコンプライアンスの意識をしっかりと身に着けていただくように努めていきたい」
立山町は、この研修とは別に入札に関係する職員を対象にした研修会も開くことにしています。