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地震の爪痕未だに…氷見市で被災家屋倒壊寸前 県道が通行止め

2024年7月10日 19:51
地震の爪痕未だに…氷見市で被災家屋倒壊寸前 県道が通行止め
能登半島地震で大きな被害を受けた氷見市中心部で、被災した家屋が道路に倒壊するおそれがあるとして、県道の一部が9日から通行止めとなっています。

助田紫乃亜記者
「氷見市中心部の県道です。通りに面した家屋2軒に倒壊のおそれがあるということで、ここからおよそ200メートルに渡って通行止めになっています」

通行止めとなっているのは県道薮田下田子線の栄町交差点から間島交差点の間およそ200メートルです。

倒壊のおそれがある2軒は地震が発生した2024年1月時点よりも傾きが大きくなっているということです。

9日午後4時ごろ、見回りをしていた氷見市の担当者が気付き、県道を管理する氷見土木事務所に連絡しました。

事務所は9日午後6時から当面の間、この区間を通行止めとしています。

市によると家屋の所有者は公費解体の申請をしているということです。

氷見市には公費解体の対象とされる半壊以上などの建物が7月5日時点で1056件あり、このうち、解体の申請を受け付けた件数は8日時点で335件です。
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