2026年スタートの「Bプレミア」富山グラウジーズの参入決定
富山グラウジーズの国内最高峰リーグ参入が決定です。2026年秋に開幕するバスケットボールの新たなトップリーグ「Bプレミア」に参入するクラブがきょう発表され、グラウジーズの初年度からの参入が決まりました。
東京で行われた、2年後に開幕するBプレミア参入に向けた初回審査の結果発表。「3次審査の結果です。富山グラウジーズ」
きょうの初回審査では、グラウジーズをはじめ千葉ジェッツやアルバルク東京など、1次審査から3次審査をクリアした22クラブにライセンスが交付されました。
グラウジーズ 高堂孝一社長「昨シーズン不甲斐ない成績にも関わらず、本当に多くの方が会場で選手を鼓舞していただいた結果、賜物だと深く感謝しています。ようやくきょう、ブースター、ご来場いただいたみなさまに恩返しできたかなと思っている」
2016年に開幕した現在のBリーグは、2026年秋にクラブの事業規模などによってリーグを再編成します。その最上位カテゴリーにあたるのが「Bプレミア」で、新リーグでは競技成績による昇降格を廃止することで、クラブの長期的な投資や更なる競技力向上を目指すとしています。
Bプレミア参入には「アリーナ」「平均入場者数」「売上高」の3つの基準が設けられています。
審査対象となった昨シーズン、グラウジーズはクラブ初のB2降格となりましたが、1試合平均で4180人の入場者数を記録。
またホームアリーナとして使用している富山市総合体育館を改修し、座席数5000席への増設や、スイートルームを新設するといったアリーナの整備計画も進められています。
その結果「平均入場者数4000人以上」かつ「売上高9億円以上」など、3次審査基準をクリアし、Bプレミア参入を決めました。
グラウジーズ 高堂孝一社長「人口減、若い女性が県外に離れる、そういったところを食い止める、富山を盛り上げる重責として、責任を持って2026年からのプレミアに恥じないチームとして成長していきたい」
バスケットボールの新たなトップリーグ、Bプレミアは2026年10月、次の次のシーズンにあたる2026-27シーズンに開幕します。