【山口天気 夕刊9/6】あす7日(土) 二十四節気の「白露」も猛烈な暑さに 来週にかけても しばらく厳しい残暑が続く見込み 台風の予備軍ともいえるような雲の動きにご注意を
●日本付近では高気圧の勢力が強く、この週末も厳しい暑さに。外に出る方、運動会を控えてる方はより一層、入念な熱中症対策を
●来週にかけても、しばらく厳しい残暑が続く見込み。徐々に南からの湿った空気が県内に流れ込み、来週後半ほど天気は不安定に
●日本から遠く離れた南東の海上には、台風の予備軍ともいえるような雲の塊も。今後、この雲の動きにご注意を
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現在、日本の周辺では台風や熱帯低気圧が解析されていて、少々騒がしい状況です。
台風11号、そしてきのう5日(木)日本の東で発生した台風12号は、徐々に日本から遠ざかる見込みで、県内にも大きな影響はありませんが、この台風によって下がった気圧を補うように、日本付近では高気圧の勢力が強くなっている状況です。
この影響で、まだまだ日ざしが強く、この週末もきょう6日(金)と同じような厳しい暑さとなりそうです。広瀬や山口市では最高気温35度を超える猛暑日に。
この週末、運動会の本番を控えている学校もありますが、学生も見ている保護者の方も、こまめな水分補給の徹底を。休憩中は直射日光を避けて、お弁当など食品の管理にも気を付けながら楽しむようにしてください。
一方で、日本の南にある熱帯低気圧をみると、この熱帯低気圧は、今後そこまで雲のまとまるといった計算はありませんが、南西諸島では来週にかけて、ぐずついた空模様となりそうです。
県内付近はまだ高気圧のパワーの方が強いため、来週の初めごろも、まだ真夏さながらの体力を消耗するような暑さが続く見込みです。
また日本から遠く離れた、南東の海上に注目すると、台風の予備軍ともいえるような雲の塊があります。
この雲が今後、より渦を巻いてまとまってくるような予測データも、一部で出てきています。
来週にかけてこちらの雲の動きを気にかけるようにしてください。
あす7日(土)も県内はしっかりと高気圧に覆われる予想です。
二十四節気の「白露」ですが、まだまだ気温は高く、最高気温が35度を超えるところも出てくる見込みです。外に出る方や、運動会を控えている方も入念な熱中症対策を。食品管理もしっかり行って下さい。
あさって8日(日)も最高気温はほぼ変わらず、真夏のような暑さとなりそうです。
外に出かける方も多いと思いますが、直射日光をなるべく避けて、こまめに休憩を挟みながら、健康第一でお過ごし下さい。昼過ぎは内陸や山間部を中心に、夕立のおそれがあります。急な空模様の変化にはご注意下さい。
来週初め頃までは、猛暑が続く見込みです。その後も最高気温が34度前後の日が続き、まだしばらくは厳しい残暑の日々となりそうです。
朝晩も蒸し暑く、熱帯夜となるところもあるため、気を緩めず水分補給の徹底をお願いします。
来週半ばになると、南からの湿った空気が県内に流れ込み、厚い雲の目立つ空模様に。
来週後半ほど天気は不安定になりそうです。
(KRY山口放送 気象予報士 秋山幸輝)