【山口天気 朝刊2/29】空気うるおう”うるう日” 冷たい雨 本降りの雨や次第に風強まる
県内は昨夜から雲が増えてきていて、対馬海峡や九州方面から広がる雨雲が流れ込んできています。今朝は所々で弱い雨が降っています。
東シナ海を進む低気圧や前線が、このあと九州南部から、四国の南へ進む見込みです。そのため、県内には低気圧から北へ広がる雨雲が流れ込むでしょう。午後は、沿岸の地域ほど、低気圧から回り込む北東の風が強まりそうです。
県内はこのあと次第に雨のエリアが広がって、止む時間の少ない雨に変わるでしょう。昼前から夕方頃は本降りの雨となる所も多くなりそうです。また、夕方頃からは沿岸部ほど北寄りの風が強まりそうです。お帰りの時間の雨や風の状況にもお気をつけください。海上では高波に注意が必要です。
そして、このあとあまり気温は上がらず、きのう28日(水)より大幅に昼間の気温が下がる所が多いでしょう。冷たい雨に濡れて、さらに体を冷やさないようにもお気をつけください。
花粉情報です。雨でスギ花粉の飛散は抑えられる見込みです。
あす1日(金)にかけては雨は落ち着いていき、日中は瀬戸内側ほど日ざしが届きそうです。ただ、次第に上空には強い寒気が流れ込み、あす1日(金)は朝よりも夜は気温が下がっていくでしょう。あす1日(金)夜遅くからあさって2日(土)の始めにかけては、山間部は雪化粧となるところが出てきそうです。また、2日(土)の山口の最高気温は6度の予想です。厳しい寒の戻りとなりそうです。来週は低気圧が通過する火曜日頃を中心に天気が崩れそうです。
(KRY山口放送 気象予報士 中原一徹)