伝統芸能「平家踊り」伝える活動を引き継ぎ 地元の小学生が取り組む 下関市
下関市に伝わる伝統芸能「平家踊り」の継承に取り組む小学校で、活動の引継ぎ式が行われました。
下関市彦島の本村小学校で行われた引継ぎ式では、卒業を控えた6年生から在校生に、太鼓のバチやはっぴなどが引き渡されました。
本村小学校では地元の伝統芸能の「平家踊り」を守っていこうと、1984年に「平家踊りを受け継ぐ子の会」が結成されました。現在のメンバーは中学生や近隣の小学校の児童なども合わせて25人。週に一回、地元の保存会の指導を受けながら練習していて、地元の祭りなどで成果を披露してきました。しかし、その活動も卒業を控えた6年生にとっては、一区切りとなります。
6年生
「人生最高の演奏で有終の美を飾れたと思います。太鼓が一人になっちゃうんですけどこれからもくじけず頑張ってほしいです。」
5年生
「来年もしっかりこの伝統を引き継いでいけるよう頑張りたい。」
今回は保存会の指導者も出席していて、6年生が花束やメッセージカードを贈りました。