【山口天気 夕刊2/20】長引く寒波はもう1度強まる…3連休にかけて厳寒続き 新たな雪のタイミングも
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●上空に居座り続けている寒気は 3連休にかけて一時強まる
●あす21日(金)は晴れるが厳寒続く 空気乾燥も一段と進む
●3連休は次第に雲が目立つ空となり 日曜夜~月曜で雪雲流入 山間部ほど新たな積雪も
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日本付近は相変わらず等圧線が縦じま模様の冬型気圧配置で、上空には強い寒気が居座り続けていることで県内は晴れ間が多くても厳しい寒さが続いています。
この上空の寒気はこれからあす21日(金)、そして週末からの3連休にかけても居座り続けます。特に連休後半の日曜日の祝日から月曜日の振替休日にかけて、今より少し寒気が強まるタイミングがありそうです。
わずかな寒気の変化ですが、これにより空模様が少し変わり、あす21日(金)は寒いものの晴れ間の多い天気が続きますが、3連休は次第に雲が目立つようになり、日曜日の夜から月曜日の午前中で少々雪雲も流れ込んでくる予想。山間部ほど新たに少々雪が積もり、市街地も路面凍結のエリアがより広がってくる心配もあります。連休中の車の運転など十分気を付けて頂きたいと思います。
3連休にかけて真冬の寒さは相変わらずですが、連休明けからは寒気は次第に北に退いていく見通しです。連休明けからようやく季節は春へと力強く歩みを進めていきそうです。
あす21日(金)も、おおむね晴れる所が多いものの、山間部ほど雲が目立ち少し雪がちらつくことも。相変わらず寒さが厳しく、朝は山間部では水道管凍結も要注意の冷え込みに。日中の気温も各地で1桁止まりとなるでしょう。また、空気の乾燥も、一段と進みそうです。
寒さ厳しい中、あす21日(金)は各地、スギ花粉の飛散は少ない見込みですが、わずかに飛ぶ心配はあるので敏感に反応する方はご注意下さい。
居座り続ける寒気はこの先、もう1度ピークを迎えます。週末からの3連休は灰色の雲が目立つ空となっていき、日曜日の夜から月曜日の朝にかけて、多少雪が降りやすくなる時間も。山間部ほど新たに少し積雪したり、市街地も路面凍結のエリアが広がる心配もあります。連休明けからは次第に寒さは緩み、日中は2桁の気温となっていく見込みです。
(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)