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【山口・岩国】猟友会のメンバーがクマに襲われ負傷…現場近くに捕獲用の罠を設置

2024年11月5日 19:32
【山口・岩国】猟友会のメンバーがクマに襲われ負傷…現場近くに捕獲用の罠を設置

11月3日、岩国市の山中で猟友会の男性がクマに襲われけがをしたことを受け、市は現場近くに捕獲用の罠を設置しました。

警察などによりますと、3日午後3時過ぎ、岩国市寺山の山中で岩国市猟友会に所属する50代の男性が他の会員2人とイノシシ狩りをしていたところ、クマに遭遇。鼻の近くなどをひっかかれ病院に搬送されましたが、命に別状はないということです。

このクマは仲間の猟友会員が射殺しましたが、岩国市は5日午前、県の許可を得て近くの山林に捕獲用の罠を設置しました。

栗の木が立ち並ぶこの場所はこれまでに多くのクマの痕跡が確認されているほか、5日も糞が発見されました。

県は岩国市南河内地区にクマ出没警報を発令しました。

県内の今年度のクマによる負傷事案は3件目で、過去最多となっています。

また周南市鹿野地区では10月27日以降で、5日以上のクマ出没があり
18日まで「クマ出没警報」が発令されました。

最終更新日:2024年11月5日 19:32