【山口天気 朝刊2/27】冷たい北風 冬の防寒必須の寒さ続く スギ花粉飛散ピークに
県内日本海側の時雨は、昨夜から段々と落ち着いてきました。ただ、レーダーに映らない低い雨雲によって雨がぱらついている所があるようです。
今朝にかけても日本海側には低い雲が流れ込んでいます。日本の東には発達した低気圧の雲がみられ、全国的に北風が強まっている所が多くなっています。
このあとも、はじめは日本の東の低気圧と大陸の高気圧との間で、等圧線の間隔が狭く、冷たい北風が吹きやすいでしょう。夜にかけては日本海に高気圧が張り出し、少しずつ北風は落ち着いていく見込みですが、流れ込んだ寒気の影響が続きそうです。
県内は日本海側はスッキリしない空が続くでしょう。日中はなかなか雲が取れない予想で、朝はパラつくようなにわか雨があるかもしれません。瀬戸内側は東部方面ほど一日通して晴れる予想です。
昼間の気温は、きのう26日(月)よりも低くなる所が多いでしょう。晴れていても気温上昇は今ひとつ。日ざしに温もりはなさそうです。きょう27日(火)も冬の装いが必要です。
花粉情報です。スギ花粉は飛散ピークの時期に入ってきた模様です。各地非常に多い、山口は極めて多い予想です。マスク等の対策や、室内に入るときは服に付いた花粉を払うなど、花粉症でない方も、周囲の方の対策を手助けしていきましょう。
あす28日(水)朝は冷え込みが強まり、内陸や山間部は氷点下の冷え込みとなるでしょう。日中の寒さは少し和らぎますが、夜から天気が下り坂。29日(木)は大きく天気が崩れるでしょう。本降りの雨となる時間もありそうです。その後、3月に入ると、日本付近は冬型の気圧配置が強まり、寒さが厳しくなっていきます。2日(土)は最高気温5度の予想で、山間部は雪が積もるほどの寒の戻りとなりそうです。
(KRY山口放送 気象予報士 中原一徹)