周南市の徳山動物園で46年… オウムの「モモ」が死ぬ 「飼育係の誰よりも長く動物園を見守ってきた」
周南市の徳山動物園で半世紀近くにわたって飼育されてきたオウムの「モモ」が、8日死にました。
飼育されていた動物の中では最も高齢でした。
「モモ」はオオバタンと呼ばれるオウムの1種で、頭の部分などに見られる黄みがかったやさしい桃色が特徴のインドネシアの固有種です。
「モモ」がやって来たのはいまから46年前の1978年(昭和53年)です。
当時は冬になると、赤外線ヒーターやオイルヒーターで南国の動物たちの部屋を暖めていました。
平成、令和と生き抜いた「モモ」は、徳山動物園で飼育されている動物の中では最高齢だったということです。
「オオバタン」の寿命は60年から70年と言われていますが、徳山動物園に来たときの年齢が不明のため、「モモ」の実際の年齢はわかっていません。
死因は現在調査中ということです。
徳山動物園は、「飼育係の誰よりも長く徳山動物園を見守ってきてくれました。残念な思いでいっぱいです。」とホームページで綴っています。
最終更新日:2024年12月10日 21:00