産・学・公が意見交換する交流会が山口市で開かれました。

この交流会は県内の経営者有志で組織する山口経済同友会が毎年開いていて企業や大学、自治体関係者約110人が出席しました。

基調講演では、広島に本社を置き乳製品などを製造するチチヤスの前社長・大井太郎さんが登壇しました。6年間でチチヤスの累積損失を解消した大井さんは、不要な職位を廃止して組織をスリム化したほか、人事制度や評価制度の変更などを同時に行ったと話しました。その上で企業が収益を上げた場合、社員教育、報酬、設備投資それに社会貢献のサイクルを回さなければ企業は発展できないとしました。

また交流会では、県の幹部や大学関係者らがそれぞれの立場から今後の取り組みを紹介しました。