シロヘビの巨大絵馬 中学生が制作し岩国の神社に奉納
来年の干支は「へび」です。
古くからシロヘビが保護され、崇められてきた岩国市で、地元の中学生が描いたシロヘビの大きな絵馬が神社に奉納されました。
幅1.8mほどの大きな絵馬には、シロヘビの周りに、錦帯橋や松竹梅がアクリル絵の具で鮮やかに描かれています。
12年に一度の巳年を迎えるにあたり、岩国白蛇神社が麻里布中学校美術部に制作を依頼。
部員4人が1年がかりで完成させ、きょう(7日)奉納の神事が行われました。
「岩国のシロヘビ」はアオダイショウの突然変異で、国の天然記念物に指定されているほか、古くから「神様の使い」として崇められてきました。
(麻里布中美術部 柘植葵香さん)
「主役のシロヘビはうろこを何回も塗りなおして、とにかくきれいに、感謝の気持ちが伝わるよう工夫した」
(岩国白蛇神社 平田光寛宮司)
「感謝に絶えない。(参拝客は)絵馬に接すると一層ことしはいい年になりそうだという思いを抱いて帰ってもらえるのでは」
シロヘビの絵馬は、岩国白蛇神社の拝殿で正月の参拝客を出迎えます。